一般社団法人 出雲青年会議所

 
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9月例会行事「誰もが住みやすい社会へ~希望のバトンをつなごう~」

2020年9月16日(水)、出雲商工会議所6階大ホールにて、9月例会行事「誰もが住みやすい社会へ~希望のバトンをつなごう~」が開催されました。

はじめに国際交流委員会 担当理事 勝部 託史 君より講師紹介並びに趣旨説明が行われました。

9月例会行事では、2名の講師がZOOMにて行うウェブ講演で行いました。まずは、出雲市認知症地域支援推進員 石飛 忠海 氏による、「認知症の基礎および行政の取り組み」と題して、認知症についての基礎知識と、認知症の方や、その周辺のご家族の方に対しての行政のサポートや支援の紹介を行っていただき、認知症の症状や、現状について講演を行っていただきました。また、本例会行事では、出雲市役所から、出雲市健康福祉部医療介護連携課 保健師・課長補佐 安食直美 様と、同じく、出雲市健康福祉部医療介護連携課 保健師 経種 一歩 様にZOOMからオブザーバーとしてご参加いただきました。

続いて、おれんじドア代表 丹野 智文 氏による、「認知症と働く」をテーマに、自身の経験を踏まえて講演を行っていただきました。

丹野氏は、自身が39歳という若さで若年性アルツハイマー型認知症と診断を受けました。診断時の当時の気持ちや周囲の反応を振り返り、当時丹野氏は、自身が認知症に対する偏見を持っていて、オープンにするかどうか悩んでいたそうです。しかし家族や職場、地域に打ち明けたことで多くの人とつながり、周囲に助けられ、結果自分ができることは自分で行い、できないことはサポートしてもらいながら「自立」することにつながったと話されました。

現在も、もともと働いているネッツトヨタの会社員を続けながら、認知症当事者の相談窓口「おれんじドア」の代表を務め、認知症の講演活動と、仕事の両立をしながら活動的な日々を送られています。「認知症になってもできることはたくさんある。できることを奪わないで」、「偏見は自身の中に存在する」と呼びかけ、認知症の方への社会での関わりについての重要性を訴えかけられました。

質疑応答では大野 禎史 君、加藤 圭吾 君の2人にご質問をいただき、丹野氏は一つひとつの質問に丁寧にお答えいただきました。

講演後は、理事長 宮本 晋吾 君より2名の講師へ謝辞を行っていただきました。

本例会行事を通じて、物事への偏見や差別は自身の中に存在するという丹野氏の言葉が示す通り、認知症に対しての偏った知識からそれが自身の中で偏見につながり、相手の自立の機会を奪ってしまう可能性があることを学びました。今回の学びから認知症の方を含めて、サポートが必要な方への配慮を忘れず、青年会議所活動を通じて皆が社会の一員として誰も取り残されない、住みやすい社会を実現するため邁進してまいります。

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